ここでは、求職活動のポイント、豆知識をご紹介します。
応募書類を作ってみよう
元気が出る!すぐ出来る!面接担当者が注目する!履歴書や職務経歴書を作りましょう。
応募書類4点セット
- 添状
- 紹介状
- 履歴書
- 職務経歴書
応募書類の重要性
求人に対する選考過程において企業がもっとも重視するものは面接ですが、コストの観点から書類選考の比率を高める企業が多くなっています。応募書類の書く目的は、「面接の機会を獲得すること」です。自分は面識のない第三者である採用担当者に「会ってみたい」「この人にならうちで働いてもらいたい」と思わせる応募書類を作成しましょう。
応募書類の作成
添状は、「履歴書と職務経歴書をお送りいたしますのでどうぞよろしくお願いします。」の挨拶文です。
礼義正しい書き方ができればOKです。
履歴書
履歴書は、あなたの第一印象を決める大切な書類です。できるだけ自分をアピールできるよう心掛けましょう。
準備する物
市販の履歴書。種類はいろいろあるので、自分に合うものを選びましょう。
証明写真
3ヶ月以内に撮影したもの。きちんとした服装で胸から上がはっきり写っているもの。
心掛けること
万年筆で書きましょう。文字は上手下手より丁寧に書きましょう。記入を間違えた場合は修正液、訂正印は使用してはいけません。
印鑑は真っすぐ押しましょう!!
最後まで書いて押して、まがったらがっかりですので氏名を書いた後、印鑑を押すようにしましょう。
- 朱肉をつけすぎない
- 「の」の字を押すように押し「し」の字を引くように離す
- 力を入れ過ぎない
- 二度押しは禁止
- 雑誌やマウスパッドの上で など。
履歴書にも第一印象があります。作成法で何が一番重要かご存じですか?
「字が揃っていること」「丁寧である事」・・・と誰もそう思います。
意外な事に採用者側の一番の判断材料は唯一の画像である「写真」なのです。写真の出来の良し悪しが書類選考突破の鍵なのです!
履歴書の写真は自分の最高の写真を使用してください。撮影の際、女性の場合は、ナチュラルメークとヘヤーを自分が一番似合うものに決め、顔周りに白などの明るい色をもってきて、広角を5㎜程上げるように意識してみるとハツラツとした明るい印象になります。スナップ写真などはなるべく避けたほうがよいでしょう。
文字
ボールペンは使用しない。万年筆か万年筆代用ペンが綺麗に仕上がります。強調の為カラーを使用する場合は3色まで!
日付
履歴書を書くにあたって、提出直前の日付。持参する場合は、当日の日付を記入しましょう。
職務経歴書
職務経歴書とは、これまであなたが身につけてきた経験、技術、実務能力を掲載した、いわば職歴の説明書です。転職を考えている人だけに提出が求められているものです。履歴書では書ききれない自分をアピールしましょう。OA機器を使いこなせることを示すチャンスです。
郵送の場合
- 封筒は、なるべく折らずに入れるA4サイズで。小さな封筒の場合は、3つ折にして入れましょう。
- 組織宛て(担当者名無し)で出す場合は、部署名の下に「御中」と記入します。
- 封筒の表には必ず赤のペンで「履歴書在中」と記入します。
提出する前に確認しましょう。
- 誤字・脱字がないか?
- 記入漏れがないか?
- 写真が貼ってあるか?
- 日付が書いてあるか?
- 一枚コピーして手元にあるか?
面接の前に
採用への道必勝マニュアル
応募書類は必ずコピーを取っておく。書いてあることと違う事を話してしまったり、何を質問されても焦らないように、面接の前にチェックしておくと良いでしょう。
心構えとして「会社に近づいた時から面接が始まる」「会社からしばらく離れるまで面接は続いている」ということを忘れないでください。
面接の前にチェックすること
会社の所在地
所要時間の確認 地図での所在地の確認。時刻表の確認。電車・バス乗り換え経路の確認等。くれぐれも指定時間に遅れる事のないように!
採用担当者の確認
担当者名を確認しておきましょう。
連絡先の確認
予期せぬトラブルに備えて、応募する企業や担当者の連絡先や電話番号を確認しておきましょう。
提出済みの書類に記載されている内容の確認
提出済みの履歴書や職務経歴書の控えに目を通して内容を確認していきましょう。面接に備えて 応募動機は答えられるようにしておきましょう。
応募動機
高いモチベーションをもっているか、自分で積極的に学習する姿勢など。「絶対にこの仕事につきたい!」という強い志望動機を持っている人は、仕事を覚える速度も速く積極的に物事に取り組んでくれると会社側は考えています。
書類選考の結果通知書
書類選考や一次審査を通過した者であることを示す書類があれば、念のため持参しましょう。
その他の持ち物
筆記用品、履歴書・紹介状(事前に郵送の場合は必要なし)印鑑、免許証や資格証明のため、携帯電話、財布など。
採用面接のマナー
いよいよ面接です。
採用面接は、短時間で行われますので第一印象が大きく影響します。問われた内容について的確に答えるために事前に下準備をしておきましょう。書いた内容や、その他 尋ねられてもOKなようにしておきましょう。
服装
清潔感のある服装。靴・髪・顔・かばんなど身だしなみにも注意。
ノックして入室
入室前に2~3回ノックします。「どうぞ」と返答があってからドアをあけます。「失礼します。」声を出してから横向きになり、ノブを持ち替え静かに開けます。
部屋に入室
ドアの中に入ったら椅子の横まで進み「○○○○です。よろしくお願いします。」面接担当者の顔を見ながら一礼します。指示があったら「失礼します。」と声を出し着席します。
表情
明るい笑顔は相手をひきつけ、安心感を与えます。自信のない表情や不機嫌そうに見えないように特に注意しましょう。
姿勢
背筋を伸ばしてあごをひく。椅子には浅く座りましょう。手はひざの上に揃えると健康的で品よく見えます。
声
相手に届く適切な大きさの声で、ゆっくり語尾までハッキリ話しましょう。
終了宣言
面接担当者が「それでは本日の面接を終了いたします。」と告げたら立ち上がり静かに椅子の横に立ち「ありがとうございました。よろしくお願いします。」と一礼をしてドアを開けたら向き直し、「失礼します。」と一礼してから退出します。
緊張すると早口になる人は普段よりゆっくり話すように心掛けてみましょう。落ち着いた印象になります。
~マイナスイメージ~
- 話ながら手をいじる。
- 考える時目がおよいでしまう。
- 髪に触れたり、顔を触ったりする。
- きょろきょろした視線。
- 足を組んで座る。
- 時計をちらちら見る。
- 面接官に届かない小さな声で話す。
- オーバーアクション など
面接でよく聞かれる質問
面接で聞かれる質問は、だいたい決まっています。もちろん変わった質問もありますが・・・・
- 残業は大丈夫ですか?
- 知人からどのように思われていますか?
- 休日出勤は大丈夫ですか?
- この会社を選んだ理由は?
- 趣味・特技はなんですか?
- 成功体験・失敗体験を教えてください。
- 前の会社はなぜ辞めたのですか?
- 転職が多いようですが理由はありますか?
- 以前どのような仕事をしていましたか?
- 最後に何か質問はありませんか?
面接が終わったら
採用面接の御礼状
採用面接の御礼状とは、「就職活動中の人が、求人をしている企業や店舗、自治体などに対し、面接試験を受けた後に出す御礼状」のことです。
採用面接の御礼状のポイント
タイミング
面接を受けたらすぐに出します。出来るだけ翌日には投函したいものです。遅くても一週間以内に届くようにします。
内容
忙しい中時間を割いて対応してくれたことに対する御礼と会社で働く場合の抱負などをあらかじめ書きます。
注意点
誤字、脱字に注意します。特に会社名や担当者名に誤りがないよう注意しましょう。
提出する書類があったら送る
提出書類がある場合は、その用意のために時間がかかる場合は御礼状だけを先に送ります。
以上の事を参考に求職活動を頑張ってください!