母子家庭・父子家庭及び寡婦の方が、修学等の自立を促進するために必要な事由や疾病などの理由により、一時的に生活援助、保育サービスを必要とする場合、または生活環境等の激変により日常生活を営むのに支障が生じている場合に家庭生活支援員を派遣し、家事や児童の世話などのお手伝いをします。
※乳幼児又は小学校に就学する児童を養育している母子家庭及び父子家庭で、就業上の理由により帰宅時間が遅くなる場合(所定内労働時間の就業を除く。)には、定期的に生活援助、保育サービスを受けることができます。(平成28年4月から定期的利用可、令和2年4月から小学校に就学する児童まで対象を拡充)
利用できる世帯
母子家庭、父子家庭、寡婦
派遣対象例
- 自立促進につながる修学等のため子どもの世話、食事の支度ができない
- 冠婚葬祭やPTAの用事で留守になり、その間の介護ができない
- 一日中病床の状態で看病する人がいない
- 発熱などで、通院、買い物ができない
- 家事に不慣れなため手伝ってくれる人がほしい
支援の内容
- 乳幼児の保育
- 食事の世話
- 住居の清掃
- 生活必需品等の買い物 など
事業の実施場所
生活援助
- 生活援助を受ける人の居宅
子育て支援
- 家庭生活支援員の居宅
- 講習会等職業訓練を受講している場所
- 児童館、母子生活支援施設等ひとり親家庭等の利用しやすい適切な場所
手続き
あらかじめ登録が必要(緊急の場合はご相談ください。)
費用
一定額以上の所得のある世帯には、次の基準で費用を負担していただきます。
利用世帯区分 | 利用者の負担額(1時間当たり) | |
生活援助 | 子育て支援 | |
生活保護世帯 市町村民税非課税世帯 |
0円 | 0円 |
児童扶養手当支給水準世帯 | 150円 | 70円 |
前記以外の世帯 | 300円 | 150円 |
※子育て支援は宿泊や児童数に応じた負担額とする。
問合せ先
県内(宇都宮市を除く)にお住まいの方は、市役所、県健康福祉センターまたは町役場に、お問い合せください。
※宇都宮市にお住まいの方は、宇都宮市役所に、お問い合せください。
家庭生活支援員養成研修
栃木県母子家庭等就業・自立支援センターでは、「ひとり親家庭等日常生活支援事業」として、子育て支援や生活支援を実施しています。子育て支援をサポートする家庭生活支援員養成研修の受講生を募集しています。
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